毎年やってくる確定申告、フリーランスや個人事業主にとって煩わしい時期です。さらに税務調査となると気持ちが落ち着きません。
私が国税の職場で経験したことや税理士として事業者の方と接触して感じたことを書いてみました。税務調査時における対応や節税の方法など参考になればと思います。

税務署はどんなところ
税務署は納税者が税金を納めるために税金の計算を教えてくれるところです。
と言えば決まりきった言葉ですが、納税者にとって税金は少しでも少ないほうが良いのが本音。
税務署は納税者の申告相談をするところ。税金の計算を教えてくれるところ。税金をごまかしてる人を調査するところ。等々ですが、納税者にとって確定申告が終わるとホットします。
しかしながら、売上をごまかしたり、うその経費を計上して税金を少なくすると、不正行為を行う者としてレッテルを貼られ税務署にマークされます。



節税対策
税制の基本は、公平・中立・簡素と言われてます。ところが税金は「取りやすいところから取る」、「知らない人は損をする」、とも言われてます。
節税対策とは税金を少なくすることです。この方法は合法的なもので制度にのっとったものです。
簡単なものとして、医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、寡婦控除、扶養控除等があります。
会社や個人事業の経費として、経営セーフティー共済、中小企業退職金共済制度、はぐくみ企業年金、少額減価償却資産特例、などの節税対策があります。


まとめ
個人事業主であれば利益が800万円を超えたら法人化することを考えてください。マイクロ法人の設立も節税対策と社会保険料対策となります。
節税対策には様々な方法がありますので是非検討してください。無駄な税金を支払う必要はありません。
少ない収入で毎年手取りが減っていることに早く気が付かなければなりません。正しい節税対策を行い手取りを増やして楽な生活がしたいですね。



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